2023-03-07
過去に自殺や殺人事件が起きた不動産を保有しているだけで、心理的な不安が続くことも少なくありません。
できるだけ損をせずに売却したい場合、どのような方法を検討するべきなのでしょうか。
そこで今回は、事故物件を売却するメリットとデメリット、スムーズに売却する方法を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
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事故物件として売却活動を進めることで、売却後のリスクを回避することが可能です。
自殺や殺人事件など、心理的に懸念がある事象が起きた場合、買主は「告知義務」といってその事実を買主にあらかじめ伝えなければいけないというルールがあります。
この告知義務はあくまでも義務のため、実は上記のような瑕疵があっても隠して売却する方も少なくありません。
しかし、買主が後からその事実を知った場合、契約の内容と実際に取引したものが異なっているとみなされ、売主が責任を負うことになるでしょう。
場合によっては、契約解除や損害賠償の請求をされてしまいかねません。
そのほかにも、事故物件として売却することで、更地にしたり建て替えしたりなどの費用をかけずに売却できます。
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事故物件として売却する最大のデメリットは、やはり売却価格が相場より下がってしまう点でしょう。
事故物件である以上、通常の物件と差別化して売却を進めなければなりません。
自殺や殺人事件など、事故の程度が重大であればあるほど価格を下げる必要がありますが、一般的には相場の2割〜5割程度の値引きをおこなうべきだといわれています。
相場より安い価格で購入できるとしても、一生に一度の買い物ともいえる不動産において事故物件を購入したいという方はそう多くありません。
そのため、買主を見つけるまでに時間がかかることも覚悟しておいたほうが良いでしょう。
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一般的には売りにくいとされる事故物件を売却するために、下記の方法が挙げられます。
事故があった建物を取り壊すことで事故現場をイメージするものがなくなるため、心理的瑕疵を軽減できます。
更地にすることで、駐車場やマンション、アパートなどさまざまな活用法を検討できるでしょう。
更地にするためにも費用がかかるので、不動産会社に現況のまま買取してもらうのもひとつの方法です。
売却期間を短縮でき、仲介手数料も不要になるというメリットもあります。
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今回は、事故物件を売却するメリットとデメリット、またスムーズに売却する方法についてお伝えしました。
売却するまでの手間や費用をできるだけ省きたい方は、不動産会社に買取してもらうことを検討してみてください。
私たち「棲まいのたんぽぽ不動産」は、四日市エリアを中心に三重県全域で不動産売却のサポートをしております。
弊社のホームページより不動産査定依頼を受け付けておりますので、ぜひご利用ください。
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