2023-05-02
売れない土地を所有していて困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
たとえば、地方の土地を相続しても、すぐに売却できない場合もあるでしょう。
売却できない理由を明確にして、改善できる方法もあります。
この記事では、売れない土地の理由と売却できないまま所有しているとどうなるのかを解説します。
\お気軽にご相談ください!/
住宅を建てるための土地は、売れるまでに平均3〜4か月かかるといわれています。
半年以上売れ残っていると、その後もそのままである可能性が高いでしょう。
売れない理由の1つ目は、売却価格が高額な可能性があります。
周辺の土地と比較して高額すぎる場合は、売ることが困難です。
そして、立地条件が悪い場合も売ることが難しいでしょう。
バス停や電車の駅まで距離がありすぎたり、日当たりが悪かったりすることも悪い立地条件に当てはまります。
住宅を建てる目的で探している方は、悪い立地条件では買わないでしょう。
そして、隣地との境界が確定していない場合も売ることが困難です。
境界が確定していないと後々トラブルに繋がってしまうので、なかなか売れない理由の1つです。
\お気軽にご相談ください!/
土地が売れずにそのまま所有しているとどうなるのでしょうか。
まず、固定資産税と都市計画税という2種類の税金がかかります。
使用していない土地でも支払う義務があるので、毎年納め続けなければいけません。
税金の計算方法は、固定資産税評価額×1.4%、固定資産税評価額×0.3%となっています。
たとえば、評価額が2,000万円だとすると、固定資産税が28万円、都市計画税が6万円です。
そして利用していないと、雑草が生えすぎてしまったり、害虫が発生したりする場合があります。
雑草や害虫を防ぐためには定期的な清掃などに対する管理費が必要になります。
管理を疎かにしてしまうと、隣地とのトラブルに繋がるので注意が必要です。
\お気軽にご相談ください!/
まず環境を改善してみましょう。
たとえば売れない土地の隣地との境界を確定させることです。
境界を確定させるためには測量会社に確定測量図を依頼しましょう。
作成費用は50〜100万円程度です。
境界の隣地が道路の場合には半年以上の時間がかかる場合もあります。
そして自治体や法人、個人などに寄付する方法もあります。
公共の施設として利用できそうなときは、寄付を受け入れてもらえるでしょう。
さらに、値下げも売れないときの対処方法の1つです。
周辺の土地の価格と比較検討して、売却価格を変更してみましょう。
土地は、条件が悪いなどの理由でなかなか売れない場合があります。
所有し続けていると、どうなるのか理解しておくことが大切です。
条件の改善や値下げをすることで、売れる可能性が上がります。
それでも売れない場合は寄付の方法もあるので検討しましょう。
私たち「棲まいのたんぽぽ不動産」は、四日市エリアを中心に三重県全域で不動産売却のサポートをしております。
弊社のホームページより不動産査定依頼を受け付けておりますので、ぜひご利用ください。
この記事のハイライト ●心理的瑕疵とは、住みたくないと感じるような事情があること●売却時に告知義務を怠ると、契約不適合責任を問われる●売却が困難な場合は買取がおすすめ 過去...
2022-01-25
不動産売却時の査定方法は1つの方法だけではなく、机上査定と訪問査定があります。 この2つにどのような違いがあるのかご存じでしょうか? 本記事では机上査定と訪問査定の違いについて解説すると...
2022-01-25
不動産は高価なもので扱いも難しいため、いざ売却しようと思っても初めてのことで良くわからないという方もいらっしゃるでしょう。 その不動産の売却をより有意義なものとするために知っておくべき不...
2022-01-25
不動産を売却する理由が、離婚によるものであることは少なくありません。 そう、決してめずらしいことではないのです。 売却を依頼する際に隠さず伝えていただくことで、よりスムーズな取り引きにつ...
2022-01-25
パソコンなどの消費財と同じく、不動産にも耐用年数の考え方があることをご存じでしたか。耐用年数は売却時に重要な指標となる数字のため、ぜひ不動産の耐用年数に関する考え方を覚えておきましょう。今回は不動産売却における耐用年...
2025-04-29
住宅ローンの返済が苦しいとき、「親や親族に買ってもらえたら助かるのに」と考えた方もおられるでしょう。住宅ローンの対策として利用される方法の1つに「リースバック」がありますが、これは親族間売買でも利用できるのでしょうか...
2025-04-22
事故物件の売却を検討している方のなかには、告知義務に関して、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。そのなかでも、共用部分での瑕疵も、内容によっては告知の義務があるので、注意する必要があります。そこで今回は、共用...
2025-04-15
事故物件の不動産は人々に与える心象が悪いため、「更地にして売ってしまえば良いのでは」と考える方も多いでしょう。しかし、解体にはメリットもあれば、デメリットもあるので注意が必要です。この記事では、事故物件の売却を検討し...
2025-04-08
相続などで誰も住んでいない不動産の所有者となった場合、火災保険を掛けるべきか悩む方も多いのではないでしょうか。誰も住んでおらず、活用できていない空き家でも火災保険が必要な場合があるのです。そこで今回は、空き家に対して...
2024-04-09
離婚後の住宅ローンの扱いは、残債や返済義務者によって異なり、どちらかが引き続き住宅に住み続けられるケースもあります。 この記事では、離婚するときの住宅ローンに係る取扱いについてご説明するので、離婚を考えていて不動産を...
2023-06-20
家を建てるときのみならず、解体するときもいくらかの費用がかかります。 誰も住んでいない家の土地を売却するにあたって、建物部分を解体する際の解体費用に助成金は出るのでしょうか。 今回は、売却時に家を解体する際の解体費用...
2023-02-28
不動産売却では、どのような費用がかかるのか気になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 今回は、住宅ローンが残っている場合に不動産売却ができるのか、不動産売却時に発生する費用の種類や仲介手数料についてご紹介し...
2022-11-22
不動産を相続すると、不動産の所有者を被相続人から相続人に移す必要があります。しかし、2024年4月になるまで相続登記は義務化されていませんでした。今回は不動産の相続登記が義務化された背景はなにか、不動産を相続したくな...
2025-04-01
不動産を相続したあと、さまざまな理由により不動産売却を検討している方は少なくありません。相続した不動産売却をおこなうことには、メリットだけでなくデメリットもあります。今回は、相続した不動産売却のメリット・デメリットに...
2025-03-25
事件や事故などによって建物内で人が亡くなっている家を「事故物件」と呼びます。相続財産のなかに事故物件が含まれているとき、相続するかどうかで迷うことがあるのではないでしょうか。そこで今回は事故物件を相続したときに課され...
2025-02-18
自殺や事件の現場になった物件を相続するのは避けたい、と思う方は多いでしょう。心理的瑕疵を抱えている物件は、買い手はもちろん借り手も見つかりにくいので、何かしらの対処が必要です。こちらの記事では、事故物件は固定資産税が...
2025-02-04
相続のときに発生する税金は、少しでも負担を軽くしたいと思うものでしょう。相続税には非課税枠と呼ばれる控除があり、上手に活用すれば負担が軽減できます。そこで、こちらの記事では、相続税の非課税枠とはなにか、基礎控除額の計...
2025-01-14
農地は一般的な宅地より売却が難しいと言われることが多いですが、その理由をご存じですか。うまく売却できた場合、条件によっては譲渡利益にかかる所得税に特別控除が使えるかもしれません。今回は農地の売却が難しいと言われる理由...
2024-10-15
不動産の売却をおこなったあとに、「お尋ね」と記載された文書が届くことがあります。差出人の宛名が「税務署」となっているため「何かしたかな?」と不安になってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、そもそ...
2024-06-11
土地の売却をご検討中の方の中には、確定申告は必要なのかや、やり方がわからないと不安に思っている方もいらっしゃるかと思います。また、確定申告にはいくつかの書類が必要になり、どのように集めてどのように記入したら良いのかわ...
2024-02-20