2024-09-17
不動産を売却する際は、不動産会社に査定を依頼する前に自分でも相場を調べておく必要があるでしょう。
相場をチェックするためには、どのような調べ方を用いると良いのでしょうか。
今回は、土地の売却における相場価格の調べ方や調査をする際の注意点をご紹介します。
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相場価格を調べる歩法には、参照する情報によっていくつか種類があります。
国や都道府県などの地方自治体は、土地の価格の参考情報として公示地価を公表しており、地価公示価格を調査可能です。
国土交通省のホームページから「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」にアクセスし、調べたい地域を選択して価格を見てみましょう。
より市場価格に近い相場を知りたい場合は、実際に周辺の土地がどれだけの価格で取引されてきたかを調べる実勢価格を見るのもおすすめでうす。
実勢価格では周辺の似た条件の土地の成約事例をチェックし、市場価格に近い相場価格を算出します。
基本的に実勢価格は地価公示価格の1.1倍の価格になる場合が多いです。
また、毎年5月頃に送られてくる納税通知書をチェックすれば、固定資産税評価額を調べられます。
固定資産税評価額は固定資産税を算出するための基準ですが、不動産売却の際に相場を調べるのにも活用できるのです。
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相場価格を調べる際の注意点は、土地固有の条件も価格に大きな影響を与えることです。
土地の面積が周辺と似た状態で活用しやすい、日当たりや風通しが良い、整形地に近い形状など、プラスの条件が整っていると価格は高くなる傾向にあります。
一方で広すぎる土地や狭すぎる土地、周囲を建物に囲まれて影になっている土地、形状が特殊な土地などはマイナスな条件になるため価格は下がりがちです。
また、現在取引がおこなわれている最中の土地の売り出し価格は売却価格の相場の参考にはなりません。
売り出し価格は売主が希望している価格でしかないためその価格で成約できるとは限らないのです。
したがって、取引がおこなわれている土地ではなくすでに終わっている土地の最終的な成約価格を確認する必要があります。
なお過去に査定を受けたことがある場合でも、土地を売却する場合は不動産査定を受けなおす必要があるでしょう。
相場価格は市場の動向によって上下するため、以前に査定したときと比べて価格が変化している可能性があります。
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土地を売却する際は、事前に自分で相場価格を調べておくと価格の参考になります。
地価公示価格、実勢価格、固定資産税評価額などが参考におすすめです。
ただし、その土地固有の条件も相場価格に大きな影響を与えるほか、市場の動向によっても変化するため注意しましょう。
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