2024-12-24
不動産を売却するときには、買主との間で不動産売買契約書を締結します。
しかし不動産売買契約書はなぜ必要なのか、重要事項説明書とは何が違うのか、不動産売買契約書のどこを確認すれば良いのかがわからない方も多いでしょう。
そこで今回は、不動産売買契約書が必要な理由や重要事項説明書との違い、不動産売買契約書で確認したいポイントを解説します。
\お気軽にご相談ください!/
不動産を売却する際に不動産売買契約書を交わす必要があるのは、買主との間で起こり得るトラブルを未然に防ぐためです。
不動産売買契約書には、売買代金や支払時期、所有権移転時期、引き渡し時期、物件の状況、瑕疵の責任、契約解除時の違約金、融資特約など、さまざまな事項が記載されます。
不動産は一般的な商品よりも高額であるため、取引にはとくに慎重さが求められるでしょう。
そのため、不動産売買契約書は不動産会社が作成し、宅地建物取引士が交付することが法律で定められています。
▼この記事も読まれています
旗竿地は売却が難しいと言われる理由とは?売却する方法についても解説
\お気軽にご相談ください!/
不動産を売却する際には、買主に対して重要事項説明書という書類も渡さなければなりません。
重要事項説明書とは、物件そのものに関する事項(権利関係や法令上の制限など)、取引に関する事項(契約条件など)、特約事項(契約不適合責任の免責など)を記載した書類です。
不動産売買契約書と重要事項説明書の違いは、重要事項説明書の方がより詳細な情報が記載されている点です。
また、不動産を売却する際、売主は不動産売買契約書と同時に重要事項説明書も作成しなければなりません。
一般的には、不動産会社が不動産売買契約書と同様に重要事項説明書も作成します。
▼この記事も読まれています
中古マンションを売るのが大変な理由とは?売却方法や流れなどもご紹介
\お気軽にご相談ください!/
不動産売買契約書で確認しておきたいポイントとして、手付金の金額や支払い日、返還条件があります。
たとえば、不動産売買契約書にローン特約が記載されている場合、買主が万が一ローンを組めなかったときは、手付金を全額返還したうえで契約は白紙となります。
また、所有権移転と引き渡し時期の確認も重要です。
現在住んでいる不動産を売却する際には、引き渡し時期に合わせて引っ越しスケジュールを立てることが必要です。
▼この記事も読まれています
築浅一戸建て物件を売却する理由とは?売却するコツまでくわしくご紹介!
不動産売買契約書は、不動産を売却するときに買主との間でトラブルが発生しないようにする役割を担います。
不動産売買契約書と同時に作成する重要事項説明書も、取引時のトラブルを回避するためには欠かせない書類です。
不動産を売却するときには、不動産売買契約書に記載された手付金の額や引き渡しの時期、ローン特約の有無など細かいところまで目をとおしておきましょう。
四日市市で不動産売却をお考えなら地域密着の棲まいのたんぽぽ不動産にお任せください。
弊社のホームページより不動産査定依頼を受け付けておりますので、ぜひご利用ください。
この記事のハイライト ●心理的瑕疵とは、住みたくないと感じるような事情があること●売却時に告知義務を怠ると、契約不適合責任を問われる●売却が困難な場合は買取がおすすめ 過去...
2022-01-25
不動産売却時の査定方法は1つの方法だけではなく、机上査定と訪問査定があります。 この2つにどのような違いがあるのかご存じでしょうか? 本記事では机上査定と訪問査定の違いについて解説すると...
2022-01-25
不動産は高価なもので扱いも難しいため、いざ売却しようと思っても初めてのことで良くわからないという方もいらっしゃるでしょう。 その不動産の売却をより有意義なものとするために知っておくべき不...
2022-01-25
不動産を売却する理由が、離婚によるものであることは少なくありません。 そう、決してめずらしいことではないのです。 売却を依頼する際に隠さず伝えていただくことで、よりスムーズな取り引きにつ...
2022-01-25
居住中の不動産を売却する際、内覧が精神的な負担となることがあります。なぜ内覧でストレスを感じるのか、どのように対処すれば良いのかなど、さまざまなポイントを把握しておけば無理のない不動産売却を実現できるでしょう。この記...
2025-01-21
不動産を売却するときには、買主との間で不動産売買契約書を締結します。しかし不動産売買契約書はなぜ必要なのか、重要事項説明書とは何が違うのか、不動産売買契約書のどこを確認すれば良いのかがわからない方も多いでしょう。そこ...
2024-12-24
投資用マンションを売却するうえで気になるのが、売りに出すタイミングです。今回は現金化に向けていつ行動するべきなのかを解説します。また、準備方法や注意点などの知識にも触れているので、現在物件の現金化をお考えの方は、本記...
2024-12-17
中古マンションのなかには状態が悪く、見た目が汚いケースもありますが、この場合に困るのが現金化です。今回はこのような物件の売却が難しいと言われている理由について解説します。また、具体的な現金化の方法や高く売るコツにも触...
2024-12-10
相続などで誰も住んでいない不動産の所有者となった場合、火災保険を掛けるべきか悩む方も多いのではないでしょうか。誰も住んでおらず、活用できていない空き家でも火災保険が必要な場合があるのです。そこで今回は、空き家に対して...
2024-04-09
離婚後の住宅ローンの扱いは、残債や返済義務者によって異なり、どちらかが引き続き住宅に住み続けられるケースもあります。 この記事では、離婚するときの住宅ローンに係る取扱いについてご説明するので、離婚を考えていて不動産を...
2023-06-20
家を建てるときのみならず、解体するときもいくらかの費用がかかります。 誰も住んでいない家の土地を売却するにあたって、建物部分を解体する際の解体費用に助成金は出るのでしょうか。 今回は、売却時に家を解体する際の解体費用...
2023-02-28
不動産売却では、どのような費用がかかるのか気になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 今回は、住宅ローンが残っている場合に不動産売却ができるのか、不動産売却時に発生する費用の種類や仲介手数料についてご紹介し...
2022-11-22
建物や土地を相続するとき、遺産のなかに借地権が含まれるケースがあります。このときは相続税の計算に借地権割合を使わなくてはならず、詳細を知らないと税金への対応が難しくなるため注意が必要です。そこで今回は、借地権割合とは...
2024-11-05
叔母が亡くなった場合、自分に相続権がまわってくるのか気になっている方もいるでしょう。亡くなった方の親族のなかでも優先順位があり、甥・姪でも場合によっては対象者になります。そこでこちらの記事では、叔母の財産を相続するの...
2024-10-29
故人から遺産を相続したら、相続の開始があったことを知った日の、翌日から10か月以内に相続税を納めなければなりません。相続税の申告を自分でやろうと考えているものの、はたしてできるのか不安に感じる方もいるのではないでしょ...
2024-10-22
相続の際、残された財産の受け取り手は主に故人の子どもですが、故人の兄弟のみとなるケースもあります。最終的に誰が財産を受け取るのかは状況次第であり、相続人の決まり方などには注意が欠かせません。そこで今回は、兄弟のみが相...
2024-10-01
相続のときに発生する税金は、少しでも負担を軽くしたいと思うものでしょう。相続税には非課税枠と呼ばれる控除があり、上手に活用すれば負担が軽減できます。そこで、こちらの記事では、相続税の非課税枠とはなにか、基礎控除額の計...
2025-01-14
農地は一般的な宅地より売却が難しいと言われることが多いですが、その理由をご存じですか。うまく売却できた場合、条件によっては譲渡利益にかかる所得税に特別控除が使えるかもしれません。今回は農地の売却が難しいと言われる理由...
2024-10-15
不動産の売却をおこなったあとに、「お尋ね」と記載された文書が届くことがあります。差出人の宛名が「税務署」となっているため「何かしたかな?」と不安になってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、そもそ...
2024-06-11
土地の売却をご検討中の方の中には、確定申告は必要なのかや、やり方がわからないと不安に思っている方もいらっしゃるかと思います。また、確定申告にはいくつかの書類が必要になり、どのように集めてどのように記入したら良いのかわ...
2024-02-20