2023-08-01
市街化調整区域は建物の建設や増築に開発許可が必要なため、不動産が売却しにくいです。
所有している方のなかで、売却を検討している場合、売却できるかどうか不安な方も多いでしょう。
今回は、市街化調整区域について、不動産が売却しにくい理由や買取のコツをご紹介します。
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市街化調整区域とは、都市計画法によって定められ、都市開発を抑制し自然環境の保護を重視している地域です。
市街化調整区域では土地開発に制約があり、新たな建物の建設やすでにある建物の増築をおこなう場合には開発許可が必要となります。
そのため、高層ビルや商業施設の建設がおこなわれにくく、景観を大切にしたい方や自然を身近に感じたい方におすすめのエリアです。
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市街化調整区域の不動産が売却しにくい理由の1つに、インフラ環境が不十分な点が挙げられます。
インフラ環境が整っていないため、生活に必要な施設やサービスが十分に行き届いていない可能性が高いです。
また、住宅ローンの審査に通過できない可能性もあります。
市街化調整区域の土地評価額が低いため、金融機関から担保とする不動産の金額がローンに見合わないと判断されると通過できません。
このような理由から、市街化調整区域の不動産は売れ残り続ける可能性が高いです。
なかなか購入希望者がいない場合には、不動産会社に買取ってもらう方法もあります。
不動産会社に直接買い取ってもらうため、買主を探す手間もなくスムーズに不動産を手放せます。
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市街化調整区域の不動産を売却や買取しやすくするには、地目の確認が重要です。
地目が農地である場合には、農地として売却します。
しかし、農地として売却が難しい場合には、農地転用をおこない地目を変更して売却すると良いでしょう。
地域によって土地の需要が異なるため、地域に合わせた地目への転用もおすすめです。
すでに開発許可が得られている不動産は、売却や買取がしやすくなります。
将来的に開発許可の見込みがある場合も同様に売却・買取がしやすいです。
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今回は、市街化調整区域について、不動産が売却しにくい理由、買取をおこなう際のコツをご紹介しました。
市街化調整区域は、都市開発を抑制し自然環境の保護を重視しているため、不動産の売却や買取には制約があります。
地目の確認や転用などのコツを押さえると、売却や買取の可能性を高められます。
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