2024-01-09
高齢化社会が進む日本において、相続した空き家の活用方法に困っている方も多いのではないでしょうか。
とくに交通の利便性が悪い地域や人口の少ない地域において、空き家の活用は難易度が高いかもしれません。
そこで今回は、空き家の活用に悩んでいる方におすすめしたい「空き家バンク」について、その概要やメリット・流れをご紹介します。
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空き家バンクとは、自治体やその委託を受けた企業が運営している不動産情報提供サービスのことです。
自治体は売却に困っている空き家の情報をシステム上に登録し、購入検討者が現れたら売主と買主を自治体がマッチングさせる仕組みです。
空き家バンクが設立された背景としては、空き家が増加しているのにも関わらず具体的な対策がとられていなかったことが挙げられます。
高齢化社会がますます進行する将来において空き家はさらに増加の一途を辿っているため、活用方法のひとつとして空き家バンクが生まれました。
なお、自治体が運営している空き家バンクは非営利で運営されています。
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空き家バンクを活用して売却するメリットは、買主の間口が広がることです。
交通の利便性が低いエリアや不動産会社がないエリアの物件でも、空き家バンクに掲載することによって全国各地に情報が拡散されます。
一方、デメリットとしては売買の際に買主とのトラブルが起きやすいことです。
不動産会社が仲介に入ることはないため、売買価格の取りまとめや契約の条件に関する交渉がスムーズにいかない可能性があります。
また、専門的な知識を必要とする場面で司法書士に改めて依頼するなど、余計な手間と費用が発生するかもしれません。
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空き家バンクを利用したいと考えている方は、まず自治体に空き家バンクの制度があるかを確認してみてください。
制度がある場合、登録に必要な申し込み書などの書類を提出後、担当者による現地調査をおこなわれ、問題なければ無事にシステム上に物件情報が登録されます。
内見の依頼や問い合わせが入ったら実際に購入検討者と売主とで日程調整をおこない、購入が決まったら条件の交渉に進みます。
基本的には売主と買主で交渉を進めますが、契約の手続きに関して不動産会社に依頼できる制度がある自治体も存在するので確認してみてください。
空き家バンク上で買主と直接やりとりすることが手間に感じる方は、不動産会社に売却を依頼することをおすすめします。
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空き家バンクとは、自治体やその委託を受けた企業が運営している不動産情報提供サービスを指します。
買主の間口が広がることはメリットですが、売主と買主による個人間取引になるためトラブルが起こる可能性がある点はネックです。
買主との取引が億劫に感じるのであれば、不動産取引のプロである不動産会社に依頼するのがおすすめです。
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