2024-01-23
相続などで空き家を所有したものの、利用予定がなく持て余してしまっている方は少なくありません。
空き家をそのままにしていても維持管理に費用がかかるので、良い活用方法を模索している方も多いでしょう。
そこで今回は、空き家を持て余している方に活用していただきたい「住宅セーフティネット制度」について解説します。
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住宅セーフティネット制度とは、増加している空き家の有効活用を目的とした制度で、2017年10月に制定されました。
住宅セーフティネット制度は、3点の要素から成り立っています。
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住宅セーフティネット制度で住宅を貸し出したい場合「セーフティネット住宅情報提供システム」に物件情報を登録すれば、情報公開が可能です。
その際、要配慮者のみが対象の「専用住宅」か要配慮者以外も入居できる「登録住宅」のどちらかを選べます。
所有する物件をシステムに登録する際に、おもに2点の登録基準を満たす必要があるため留意しておきましょう。
ひとつは耐震基準を満たしていることであり、基本的には1981年6月以降の新耐震基準を満たしている必要があります。
もうひとつは1物件あたりの床面積の基準で、25㎡以上であることが求められます。
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住宅セーフティネットシステムに空き家を登録する際、登録住宅か専用住宅かでそれぞれメリットがあります。
登録住宅として登録すると、借りられる対象者の範囲が広いため、物件情報が広まり入居者も見つかりやすくなるのがメリットです。
専用住宅として登録すると、バリアフリー住宅などに改修する費用補助が自治体から受けられます。
注意点は、すべての自治体に制度があるわけではなく、物件所在地の区市町村に制度がある場合のみ利用できることです。
制度活用に興味がある方は、空き家のある地域の役所に事前に問い合わせてみてください。
また、専用住宅として物件を貸して改修費の補助を受ける場合は、最低10年間の管理運営が必須となります。
10年以内の売却を検討している方は補助の対象外になるので注意が必要です。
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住宅セーフティネット制度とは増加している空き家の有効活用を目的とした制度で、制度のある自治体であれば所有する空き家を登録して入居者を募れます。
物件情報を広く認知できるため入居者を見つけやすいなどメリットがある一方で、補助金を受ける場合は10年以上の管理が必要となる点などは留意しておく必要があります。
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