2024-02-13
任意売却とは、住宅ローンの返済が困難になった場合に、債権者と協議して自らの住宅を売却することです。
しかし、任意売却にはハンコ代という費用がかかることをご存じでしょうか。
そこで今回は、ハンコ代とは何か、ハンコ代の相場、ハンコ代が発生するケースについて解説します。
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任意売却のハンコ代とは、抵当権を抹消するために必要な費用のことです。
抵当権とは、住宅ローンなどの借金を返済できなかった場合に、債権者が借り手の不動産を売却して債務を回収できる権利のことです。
抵当権が設定されていると任意売却はできないため、債権者にハンコを押してもらい抵当権を抹消する必要があります。
抹消するには、債権者に担保解除料を支払う必要がありますが、この担保解除料がハンコ代と呼ばれています。
ハンコ代は債権者との交渉次第で変わることもありますので、任意売却を考えている方は我々不動産会社に相談するのがおすすめです。
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任意売却とは?任意売却できないケースやできないとどうなるかを解説
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任意売却におけるハンコ代の相場は債権者の人数によって異なります。
債権者が複数人いる場合は、第一債権者以外の全員へ支払う必要があり、金額は順位によって異なります。
たとえば、順位が2位の債権者へのハンコ代は30万円程度が相場で、順位が3位の債権者は20万円程度が相場です。
そして、順位が4位以下の債権者は10万円程度が相場です。
つまり、債権者が多ければ多いほどハンコ代は高くなると考えていいでしょう。
また、場合によっては、ハンコ代に不満を思う債権者から値上げを交渉されることもあります。
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ハンコ代が発生しないケースは、債権者が1人の場合や、売却価格が債務の合計額以上のケースなどです。
まず、債権者が1人の場合はハンコ代でもめることがないため、スムーズな任意売却が叶います。
次に、売却価格が債務の合計額以上であれば、複数の債権者へも分配が可能なためハンコ代は不要となります。
しかし、売却価格が債務の合計額以上になることは滅多にないでしょう。
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不動産売却での流れとは?媒介契約や売却活動についてもご紹介
任意売却のハンコ代とは、抵当権を抹消するために必要な費用のことで、任意売却は抵当権を抹消しないとおこなえません。
債権者が複数人いる場合は、第一債権者以外の全員へ支払う必要があり、順位が2位の債権者は30万円程度が相場です。
そして、ハンコ代が発生しないケースは、債権者が1人の場合や、売却価格が債務の合計額以上のケースなどです。
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