2025-03-18
火事のあった土地を売り出す場合は、買主が見つかりにくいため注意が必要です。
火事が起きた土地には悪いイメージがつきやすいため、売却前にお祓いをして土地を浄化しようと試みる方もいます。
今回は火事のあった土地のお祓いをしたほうが良いか解説し、お祓いの依頼先や費用相場、そして注意点もお伝えします。
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土地に関するお祓いは、とくに人の死に関連する事件や事故が発生した場所でおこなわれがちです。
火事で人が亡くなった場合、その事実は心理的な瑕疵として地域に影響を与えるため、売却時には買主に対して瑕疵物件であることを伝えることが必須となります。
瑕疵を隠して売却すると、後に契約不適合責任を問われ、損害賠償を請求される可能性があるため注意しましょう。
火事があった土地は、同じ地域の他の物件と比べて約30%安く売却されることが一般的です。
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火事が原因で土地のお祓いを希望する場合は、神社や寺院に依頼することが一般的です。
先祖代々のお墓がある菩提寺や、不動産関連のお祓い専門の神社に相談すると良いでしょう。
お祓いの費用は、死因や死者数、事故の規模によって異なります。
自然死の場合は約3万円が相場ですが、強い無念を残す死の場合は5万円~10万円を相場とかんがえましょう。
また、対象となる土地の規模によっても費用が変わり、1部屋だけのお祓いなら約3万円、土地全体のお祓いなら10万円以上が相場です。
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お祓いを受ける場合のマナーとしては服装を挙げられ、お祓いの当日は喪服や暗めの服装で参加するのが基本です。
お祓いの費用は、新札を入れた白い封筒で渡すのが慣例ですが、神社や寺院が用意するお供え物には追加料金が発生する場合があります。
買主に安心感を与えるため、お祓いの様子を写真や動画で記録しておくと良いでしょう。
有料の証明書が発行される場合、これを活用することも有効です。
しかし、お祓いを受けたとしてもすぐに売却できるとは限らないことが注意点になるため、売却期間には余裕を持たせることをおすすめします。
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火事で人が亡くなった土地は心理的瑕疵となり、売却時には買主に対して説明する義務が生じます。
お祓いにかかる費用は火事の規模や死者の状況によりますが、自然死の場合は3万円前後を相場と考えましょう。
お祓いの注意点は、お供え物の費用が別途かかる場合があることや、必ずしもすぐに売却できるとは限らないことです。
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